会長ブログ
数字の桁が違う!
2022-03-15
カテゴリ:世界情勢,人類
重要
東日本大震災で現在も避難している人の数とウクライナの避難民の数と比較すると事の重大さが解ります。
奈良県の小さな靴下工場、有限会社 巽繊維工業所の代表の巽(たつみ)です。
「靴下の世界を変える。靴下で世界を変える。」を私たちのミッション(使命)と考えて本気で全力で日々頑張って新しい挑戦を続けています。
皆様の応援や声援をよろしくお願いいたします。
また、私どものブログを今日も拝見いただき、本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
今日のブログの内容は、ウクライナ情勢で自分の意見を書きます。
先日の3月11日のブログで、東日本大震災の発災直後の避難者は、47万人だったと言われる。
そして、11年経過した現在も避難生活している人の数(3万8,139人)にも改めてビックリしました。
他人事ではなく自分事と感じました。
そして、世界情勢であるウクライナは、日本の国土の1.6倍あり、4,159万人が生活していたと言われている。
ロシアが2/24(木)にウクライナに軍事侵攻をした。
国外に避難したウクライナ人は、約2週間で驚異的な数字の250万人に達した。
東日本大震災の発災直後の避難者数の5倍強で、数字が桁違いに多い。
そして、最終的には、国民の1/4にあたる700~1,000万人が国外脱出すると推計されている。
しかし、3/4にあたるほとんどのウクライナ人が避難できず避難せず国内待機や潜伏を強いられている事も容易に推測できる。
国の壁より言葉の壁があり、生まれ育った祖国を離れたくない人の気持ちもあると思われる。
そして、欧州連合(EU)は、国外避難したウクライナ人に対して、一時的な滞在許可を最長3年与える特例措置を決定し、積極的な受け入れを始めている。
その人道的な活動に反して、ウクライナ国外から志願兵が集まり、その数は2万人に達し戦闘訓練を始めていると報道されている。
それは如何なものかと疑問を持つ。勿論、志願兵に参加する人々の目的や個人の考えは志願してウクライナ入りした人の数だけあると思う。
しかし、やられたらやり返せとばかりに『目には目を、歯には歯を』を合言葉にロシア兵に復讐しても結果は悪い方向に向かう思っている。
プーチン大統領がこの侵攻の目的や考えを変えないと終わりが無い。
経済制裁で追い詰め報復しても最終的に孤立させると、考えも無く『核』を使用することも考えられる。
そして、核を選べば、一国だけの有事では無く人類やこの世の中の終焉を意味する。
2年前の2020年の初めに中国で新型コロナ禍が蔓延し、国や地域を問わず瞬く間に全世界へと広がった。
そして、コロナ禍は人類の傲慢さや無能さを露呈した。
行政が確立し、衛生管理が行き届き医療先進国であると思っていたが、目に見えない小さなウイルスに振り回されている。
狩猟や採集生活をしていたと言われる原始時代の頃から、手に持つ武器や道具は進化したのかも知れない。
100年ほど前の国主、王侯、貴族より、贅沢で恵まれた生活を日々送っているが、人類としては退化しているのかもしれない。
超大国や先進国と呼ばれる指導者に誰一人として、プーチン大統領と対話ができる能力のある人間が居ない事が残念でならない。