会長ブログ
今年もとてもお世話になりました。
2021-12-28
カテゴリ:広報宣伝
重要
2022年もよろしくお願いを申し上げます。
奈良県の小さな靴下工場、有限会社巽繊維工業所の代表の巽です。「靴下の世界を変える。靴下で世界を変える。」を私たちのミッションと考えて本気で日々頑張っています。
また、私どものブログを今日も拝見いただき、本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
今日のブログは、今年も一年お世話になった御礼と橿原市の地域みっちゃく生活情報誌『かしるくらぶ』の新春1月号のお話です。
今年もコロナ禍ではありましたが、本当に多くの方々から応援や元気を頂いた一年になりました。誠に有り難うございました。心より御礼を申し上げます。2022年は、コロナ禍を乗り越えて、皆々様にも幸多く良き年になりますことをお祈り申し上げます。
そして、皆々様からの応援やご期待に当社がどこまで応えられていたかと反省をしている毎日です。新年である2022年は、今年以上に皆々様の応援やご期待に応えるだけでなく超えることができる企業体になる覚悟で御座います。また、2022年も地道に頑張って参る所存で御座います。どうか2022年もよろしくお願いを申し上げます。
コロナ禍で2020年4月に発令された第一次緊急事態宣言から、約1年と9か月が経過しました。当社内では、本業の複数の大手企業の下請け工場として続けてきた靴下の製造の発注が全てキャンセル、完製品の納品を無期限延期等で売上が全て消滅し、4月の月商が例年の3割まで落ち込み、2~3ヶ月以内に売上を自助努力で回復できないと倒産も想定される本当の意味での緊急事態に陥落し、93年の社歴でも戦禍に次ぐ災害環境に事業の再構築への覚悟と行動を迫られました。
コロナ禍という未曾有の災害を『既存ビジネスモデルの転換期。』、『下請け工場というシガラミや系列思考から脱却するのに遠慮をしなくて良い。』とポジティブに考え直しました。
大手企業が発注キャンセルでも、当社へ毎日どんどん入荷してくる手配済みの原材料を全て自社ブランドの製造に急遽切り替えました。そして、事業の再構築の根幹になる当社の顧客を従来の企業体から唯一残されていた個人向けに大転換するためにもう一つの世の中の変化であるITデジタルを活用する計画をし、社内は激変し今日現在に至ります。
話は変わりまして、橿原市の生活情報誌である『かしるくらぶ』12月号に当社を掲載頂き、本日その「12月号のご感想」を拝見し、また新たな元気を頂きました。