会長ブログ
自衛隊 隠語 5 「缶めし」とは?
2022-03-10
カテゴリ:自衛隊,自衛隊の隠語
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「缶めし」とは、戦闘糧食Ⅰ型のことです。
奈良県の小さな靴下工場、有限会社 巽繊維工業所の代表の巽(たつみ)です。
「靴下の世界を変える。靴下で世界を変える。」を私たちのミッション(使命)と考えて本気で全力で日々頑張って新しい挑戦を続けています。
皆様の応援や声援をよろしくお願いいたします。
また、私どものブログを今日も拝見いただき、本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
今日のブログは、たいへんご好評の自衛隊の隠語5になります。
「缶めし」とは、保存性に優れた缶詰の『戦闘糧食Ⅰ型』の主食のミリメシことになります。
補給班に頼らず個人用の携帯食糧で活動をする時にこれで喫食(きっしょく=飲食のこと)をします。
1缶に2合も入った主食のご飯とおかずの副食2缶で1食分になり、1,000kcalの熱量になります。
主食のご飯缶は、約30分間の湯煎が必要でご飯を温めて少し柔らかくしてから食べます。
定番の白飯から赤飯、五目飯、とり飯、山菜飯とレパートリーもあります。
そして、素晴らしいのが副食で、牛肉味付、鶏肉野菜煮、まぐろ味付、たくあん漬は特に美味しいです。
それ以外には、乾パンもありますが、基本和食の味付けで構成されています。
1990年からレトルトパックの『戦闘糧食Ⅱ型』が、携行性と簡便性から採用されました。
味付けも工夫されて良くなり、メニューのレパートリーも和食・洋食・中華と14種類に急増しました。
1合入りのご飯の主食パック2個と副食が1個で熱量1,000kcalに計算されています。
缶詰のⅠ型に比較して、主食の食べる量を自分で調整しやすくなりました。
Ⅱ型のパックは飯盒にピッタリサイズで熱の通りがよくなり湯煎の時間も約10分に短縮し、フリーズドライのスープまで用意され食事が楽しめる様になっています。
どちらもOD(オリーブドラブ色)パッケージ色、非売品で一般では手に入らない「ミリメシ」になります。