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会長ブログ

誰がそんな質問する?

2022-03-17
カテゴリ:独自のこだわり
こだわり
価格転嫁しなくて良いの?
化学反応を起こしましょう。
これからは、水平連携です。
 奈良県の小さな靴下工場、有限会社 巽繊維工業所の代表の巽(たつみ)です。


 私どものブログを今日も拝見いただき、本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。



 今日のブログは、元請の企業が下請企業に諸物価の高騰を製品に価格転嫁をできるように公正取引委員会が指導する?

商談時に『価格転嫁しなくていいのですか?』と質問を義務付けるとのこと。



「はぁ?」

 どこの企業がそんな間抜けな質問をするのでしょうか?

 行政は、本気?でそんな義務付けを考えているのでしょうか?

 だから日本は先進国に中でも最低の生産性が低いままだと考えます。

 元請企業から見れば下請企業は消耗品です。

 元請企業の担当者が、ちょっと気に入らなければ、直ぐ他社へ交換されます。

 しかし、大手企業や元請企業が果たすべき役割責務まで、全て下請の零細企業に押しつけている現状
行政の役人様が多分ご存知ないからこの様な発言が普通に報道されるのだと思います。


 日本の大手企業群は、生産性が高く下請零細企業群が生産性が低いため足を引っ張っていると経済学者は見解を持っている。

地価の高い大都市に本社機能を持ち、付加価値も生み出さない大企業群の生産性が何故高くなるかの考察をしていない。


 だから、生産性を向上させるために「働き方改革」の導入等、ピントの合っていない方策を次々と企業規模も考えずに義務付けている。




 しかし、既存のサプライチェーンである大手企業を頂点とする『垂直統合型』のビジネスモデルをコロナ禍が崩壊させた。


 業界は違うが、日本製鉄が元請のトヨタ自動車三井物産を昨年、鋼板の特許侵害で提訴したことからも時代の変化が読み取れる。



 これらの報道から、『水平連携型』に移行する前兆とみている。

中小企業群が、共通の目的を定めて今まで培ってきた技術強みを持ち寄る事で、新しいビジネスモデルが創出されると期待している。

強み×強み×強み・・・・・と、強みを持ち寄る事でそこに予想や想定できない化学反応が必ず起きる。


勿論、「機会」とする攻めのIT技術の活用という時代の変化も取り入れれば、ウイズコロナの時代も乗り越えられる。


賛同頂ける方は、下記のメールアドレスまでご一報をお願い致します。

有限会社 巽繊維工業所
〒634-0844
奈良県橿原市土橋町607番地
TEL.0744-22-5229
FAX.0744-25-2822
・靴下製造販売
 


大和三山に囲まれたのどかな場所でお仕事させていただいております。
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