自衛隊　隠語 2

　　奈良県の小さな靴下工場、有限会社 巽繊維工業所の代表の巽（たつみ）です。

　「靴下の世界を変える。靴下で世界を変える。」を私たちのミッション（使命）と考えて本気で全力で日々頑張って新しい挑戦を続けています。

　皆様の応援や声援をよろしくお願いいたします。

　　また、私どものブログを今日も拝見いただき、本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。

　ロシアのウクライナ侵攻が止まらず、プーチン大統領の焦りからか3/4未明にはとうとうザポロジエ原子力発電所に砲撃を始め、火災が発生したとのこと。

　そして、一般市民にも多くの犠牲者が出ており、祖国を脱出する多くの人々を、一刻も早く岸田首相には難民支援に動いて欲しいと切に願います。

　さて、今日のブログ内容は、自衛隊が使う隠語２をお届けします。「ワックさん」とは？

　陸上自衛隊の駐屯地内では、前回もお伝えしたように女性の自衛官が毎年とても増えていると感じます。比率は、約6.5％と言われていますが、感覚的には最近は、８～9％ぐらいまで増加していると思います。

　そして、当社のGUTS-MANソックスも当初の各駐屯地内での展即（テンソク）＝展示即売会で、まだ日本製の丈夫な履き心地の良い無名のソックスとして販売を開始した20年前頃は、メンズのＭとＬサイズ展開でした。

　しかし、女性自衛官からの要望で直ぐにＳサイズを全展開アイテムに追加生産をしました。

　そして、その女性自衛官から『次回、これと同じソックスを注文するとき、何と呼んだら良いの？』とのご質問から、

後付けでは有りますが、元気があり信念を曲げず任務を成し遂げる人の意味で和製英語のガッツからガッツマン（GUTS-MAN）と自衛隊隊員用ソックス群に命名しました。

　本題に戻ります。『ワックさん』とは、陸上自衛隊の女性自衛官を意味する隠語になります。

　そして、語源は、第二次世界大戦中のアメリカ陸軍婦人部隊（Women's Army Corps）≒　ＷＡＣから来ています。我が国では、「さん」の敬称を語尾に付けて、「ワックさん」と呼んでいます。

　海上自衛隊の女性自衛官は、Women Accepted for Volunteer Emergency Service（緊急事態時婦人志願部隊）から、「ＷＡＶＥさん」と呼ばれていますが、陸自のワックさんほどあまり使われている風ではなく・・・・聞いた事はないですが・・・・

　航空自衛隊の女性自衛官は、Women of the Air Forcesから、「ＷＡＦさん」と呼ばれています。

　　

　自衛隊では、1993年（平成5年）にほぼ全ての職域を女性自衛官に開放しました。そして、航空自衛隊でも女性の活躍は目覚ましく、2018年の8月には戦闘機Ｆ-15Ｊの女性パイロットが誕生し大きく報道されました。

　現在は、戦闘機だけでなく偵察機、輸送機Ｃ-1やＣ-130Ｈ等の機長や操縦教官を務める女性パイロットも誕生しています。

　とても頼もしいです。