国産靴下
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社長ブログ

同業者同士が、もう価格競争や安易な模倣をやってる場合やない。

2020-09-15
カテゴリ:価値共創
注目重要
協力して
誰がアパレルを殺すのか?
まだ、殺されていないのね!
今日も奈良の小さな靴下工場の有限会社巽繊維工業所の社長ブログを拝見いただき、
誠にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
 
当社は、『コロナに負けない!』をスローガンに孤軍奮闘していますが、
皆様におかれましては如何お過ごしでしょうか。ご自愛下さり、事業活動を続けられることを願っています。
 
今日のブログは、誠に勝手ながら・・・長々と自説を述べさせて頂きます。
あなた様の貴重なお時間を無駄にするかも知れませんが、心よりお詫びを申し上げます。
 
 
当社が、生業にする奈良県の地場産業でもある靴下業界の話です。
 
靴下を製造するための原材料の調達・編み立て・縫製・セット・刺繍・プリント・検品まで・・・・
奈良県内で一貫生産できる各工程が分業体制で残存し、確かな地域資源として、地域経済を長年に渡り支えてきたと自負します。
 
そして、1980年代の最盛期には、県内関連企業群は1,200者を超えていたが、現在10分の1の120者まで激減しました。
その企業群は、大手企業の下請け工場として、OEM生産を低い利益率で大量生産を基本に同業者間での熾烈な価格競争や模倣を繰り返してきました。
 
また、皆様もご存じのとおり靴下は、アパレル業界に属します。そのアパレル業界のビジネスモデルは、コロナ禍以前に大きな転換点に来ていました。
 
アパレル業界は、人件費のより安い国で、同じような製品を大量生産し、値引き販売を繰り返してきました。
その結果、老舗企業レナウンの民事再生申請、海外ファストファッションの相次ぐ日本撤退、アパレル製品の海外生産比率は2019年度は98%に達していました。
 
しかし、国内の靴下業界は、アパレル業界でもまだ健闘している業界と言われ、他府県の異業種繊維業界はさらに悲惨な状況に立たされています。
 
国内製造業者は、従業員の高齢化、設備の老朽化、原材料・物流コスト・人件費の高騰・大量生産の機械稼働もできずに開店休業状態が続いて、
企業存続に必要な利益を奪われていたところに政府主導の「働き方改革」と「コロナ禍」がトドメを刺しました。
 
同業者の多くも廃業や転業をしていきました。今年の年末に向け、より加速していくと思われます。
このまま、何も新しい取組みを始めないと地場産業が崩壊します。
 
 
この未曾有の危機を乗り越えて企業存続するには、従前の常識を覆す新たな取り組みが必要です。
 
『自分達が作った製品を自分達で売る。』とても当たり前の事ですが、長年下請け工場を続けてきた者にとっては、考えも及ばないことです。
分業化の進んだアパレル業界では、製造業者が販売を行う事は、既存の得意先からの妨害も覚悟する必要があります。
 
しかし、今日のような情報化社会の到来は、ネット環境がインフラになる。競争条件がフラットになり、長年悩んできた知名度や企業規模が競争条件や顧客の選択基準でなくなる。どの企業にもある「強み」を武器にして、存在理由にまで昇華できれば、顧客からの選択条件に変えられると信じています。
 
10分の1まで激減する環境下を生き残ってきた企業だから、自社の特徴・強み・良い所が必ず有ります。
もし、自分で気づいていないなら、手っ取り早く人に聞いてみることをお薦めします。
 
そして、貴社の特徴を活かした自信のある良い物を責任を持って利益もしっかり確保して製造してください。
販売は、当社がWebのショッピングモール4店舗で行います。一年以内にD2Cに移行する計画も進めています。
 
当社の考えに賛同いただいた企業様から協力しての販売が既にスタートしています。
 
それとも既存の得意先からの注文が出るのを待ちますか?
海外企業も断った厄介な発注かも知れません。
 
もうそろそろ、貴社も下請け体制からの脱却への挑戦を始めてはいかがでしょうか。
 
もし、ご興味が有りましたら、当社へのご一報をお待ちしています。
残されている時間はもう無いです。
 
有限会社 巽繊維工業所
〒634-0844
奈良県橿原市土橋町607番地
TEL.0744-22-5229
FAX.0744-25-2822
・靴下製造販売
 


大和三山に囲まれたのどかな場所でお仕事させていただいております。
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