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会長ブログ

SDGs始めました。

2019-09-07
カテゴリ:新製品開発,SDGs,ビジネス寓話
重要
持続可能な生産消費形態を確保する。
Ensure sustainable consumption and production patterns.
今日も社長ブログを拝見いただき、誠に有り難うございます。心より感謝を申し上げます。
青梅展示棟での展示会に貴重なお時間を割いて、ご来場をいただけました方々には心より御礼を申し上げます。
 
 
そして、東京インターナショナル・ギフト・ショー春 2020にも再度出展します。
 
昨日、奈良県のご担当者様より当社を採択頂けたとのご連絡が入りました。
 
開催期間は、令和2年2月5日(水)~令和2年2月7日(金)の3日間です。
開催場所は、東京ビッグサイトになります。
展示品は『真の究極の五本指ソックス』になります。
 
 
 
 
そして、本日のブログも、またSDGsについてです。
 
12. 持続可能な生産消費形態を確保する。
 
つくる責任 つかう責任
 
 
当社は、エコマークも靴下業界初の認証を取得していました。
約18年前からになります。
商標は、『Skyline® Recycle』でした。
 
綿を紡績する時に発生する「落ち綿」を再度糸に紡績した「リサイクルコットン」を使用した靴下でエコマーク事務局より認証取得しました。
グリーン購入法を活用した官公庁制服として新規の展開が実現しました。
しかし、そのエコマークの認証も今年で返納します。リサイクㇽコットンが継続的に手に入らなくなったことが主な原因です。
 
 
そして、SDGsに関しては、エコマーク認証時の経験を活かして原材料の調達と量産時の背景も考慮して、企画開発を行いました。
 
原糸の選定と調達にあたり、生分解性繊維・フェアトレード原材料・再生ポリエステル・リサイクル原糸・BCIコットン・TPP繊維・和紙糸・サトウキビや竹等の植物由来の繊維等々の環境対応型の繊維を重点に試作と製品試験を奈良県産業振興総合センターで実施しました。
 
 
今回も「靴下博士」こと辻坂敏之博士にもご協力をいただいています。
 
選定と試験期間は、約10か月におよびましたが、「靴下に求められる機能性」を原糸の選定基準にしました。
ムレない。臭わない。疲れない。耐摩耗性。耐洗濯性。履き心地。保温性。吸湿性。速乾性。放湿性。快適性。安全性。通気性。耐久性。伸縮性。フィット性等々を鑑み、高い次元でよりバランス良い素材として、『オーガニックコットン』を選定しました。
 
『オーガニックコットン』とは、有機栽培綿とも呼ばれる原糸です。オーガニックコットンに認定されるには、3年以上化学薬剤・農薬・化学肥料を一切使用していない畑で栽培された綿花だけに限定されます。そのため、地球の地表や河川に与える環境汚染をより軽減できて、尚且つ畑で働く人々の健康にもやさしい綿花です。
 
また、原糸の「染色」にも『有害物質を含有する家庭用品の規制に関する法令に定める所定の試験方法によるアゾ基の還元分解の結果、特定芳香族アミン24物質のそれぞれが繊維製品1kgあたり20μgを超えて検出されるアゾ色素(染料・顔料)は、染色加工の処方構成成分として使用していない。』旨の「不使用宣言書」を原糸を染色する全ての紡績及び糸商に宣言と覚書を提出させています。
 
 
エコマーク
Skyline Recycle Socks
 
 
有限会社 巽繊維工業所
〒634-0844
奈良県橿原市土橋町607番地
TEL.0744-22-5229
FAX.0744-25-2822
・靴下製造販売
 


大和三山に囲まれたのどかな場所でお仕事させていただいております。
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