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会長ブログ

知的資産経営報告書の作成と開示をお薦めします。VOL.3

2019-08-31
カテゴリ:ビジネス寓話
オススメ
提供価値。
あなたの提供価値は?
今日も社長ブログを拝見いただき、心より感謝申し上げます。
 
知的資産経営報告書の作成手順のVOL.3です。
 
 
VOL.2で棚卸してもらった御社の強みは・・・
 
自社の強み = 知的資産
 
そして、なぜ、知的資産を見直す必要があるのか?
それは、企業が持続的に営業をするためには、競合との差別化が重要です。その源泉となるのが、人財・技術・組織力・顧客・ネットワーク・ブランド等の数字に表したり、目に見えにくいモノを意識して活用した競合が真似できない経営手法がより重要になってきているからです。
 
 
知的資産は、3つに分類できます。
・人的資産:従業員個人に依存した強み。その従業員が退職すると無くなります。:想像力・ノウハウ・新製品開発力・やる気等
・構造資産:組織的に維持できる強み。従業員が退職しても企業内に留保されます。:顧客名簿・企業としての対応力・社内システム等
・関係資産:その企業を取り巻く対外的なつながり。:企業イメージ・ブランドイメージ・仕入れ先との良好な関係・顧客満足度等
 
 
③顧客への提供価値を考えて下さい。
 
当社の場合は、靴下製造業なので、顧客提供価値は、靴下ではありません。
当社の靴下を履くことで体験できる満足感・快適性・安心感等です。顧客へ提供できている価値を再認識し、その価値を提供できている強みを形成している仕組みまで再認識できますでしょうか。
最終的には、経営理念や経営哲学まで遡ることになると思います。
 
御社の強みはそれぞれがつながって、連携すればより強固な知的資産になります。
つながりや連携は、ストーリーになります。
 
ストーリーになっていれば、知的資産経営になります。
過去から現在までのストーリーも検討してみてください。
業務フロー図を活用して検討すればストーリーの繋がりが俯瞰しやすくなると思います。
 
近畿経済産業局 知的資産経営報告書 開示のHPアドレス
有限会社 巽繊維工業所
〒634-0844
奈良県橿原市土橋町607番地
TEL.0744-22-5229
FAX.0744-25-2822
・靴下製造販売
 


大和三山に囲まれたのどかな場所でお仕事させていただいております。
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