会長ブログ
2%から逆襲できるのか。
2019-08-19
カテゴリ:新製品開発
国内で供給される衣料品の内、輸入品が占める割合を「輸入浸透率」といいます。
その輸入浸透率(海外生産品)は数量ベースで、
昨年2018年では、97.7%まで毎年増加を続けています。
日本製(Made in JAPAN)は、約2%です。
また、輸入供給量では、39.2億点と言われています。
単純計算で一人あたり、昨年40点も衣料を購入しましたか?
購入数でないことを考えると、
40~50%が過剰在庫になっていると推測されています。
アウトレットも明らかにアウトレット向けに製造されており、
ブランド専門店に並んでいる製品とは別物を
アウトレット向けに製造していることを
もう消費者は気付いていると思います。
かつて、日本の主要産業であった繊維産業は、
作れば売れる時代も有りました。
そのころは、「プロダクトアウト」と言われ、
製造者視点の道理で物を作って、市場に供給していました。
そのあと、「マーケットイン」という言葉がもてはやされ、
消費者視点の欲しい物を作りました。
今後は、社会性視点もモノヅクリに変更していく計画です。
詳しくは、まだ申せませんが、具体化しましたら、
公開申し上げます。
現在、試行錯誤や量産時の背景で苦労を重ねています。