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会長ブログ

早起きは三文の徳。

2019-08-18
カテゴリ:ビジネス寓話
大阪は食い倒れ。京都は着倒れ。そして奈良は寝倒れと言われてきました。
 
大阪人は、飲食にお金を掛ける。
京都人は、着物にお金を掛ける。
奈良人は、寝てばかりいて身上をつぶしてしまうと言われています。
 
しかし、真実は違ったみたいです。
 
『寝倒れとは、寝てばかりと冷やかす意味ではなかった。』と
興福寺の多川良俊執事長に教えていただきました。
 
興福寺ホームページアドレス。
 
太古の昔より神聖視されていた奈良の鹿に由来するとのことです。
 
 
江戸時代、自分の敷地や自宅前の道で死んだ鹿を庶民が勝手に処理することを許されていませんでした。
 
鹿の死骸を処理するのを興福寺に依頼する必要がありました。
しかし、その処理費用は、死骸を発見した庶民が負担することになっていました。
 
そのため、自分の敷地や自宅前で鹿の死骸を発見したら、
まだ、寝静まっている他人の家の前に死骸を移動させたそうです。
 
そして、一番朝寝坊した人が興福寺に鹿の死骸の処理を依頼し、その処理費用を負担したとのことです。
 
いつも朝寝坊する人は、死骸の処理費用が毎回かさむことを「寝倒れ」と言ったと伝わっています。
 
現在も興福寺には、『寺社町死鹿清料控』が現存しています。
鹿の死骸の処理費用の額は、「三文」でした。
 
 
そこから、『早起きは三文の徳。』という言葉も生まれたと言われています。
 
 
奈良県民は、そんなに寝ているのでしょうか。
総務省の統計より、
奈良県民の平均睡眠時間は、神奈川県民に次いで2番目に短いと言われています。
また、貯蓄金額も東京都に次いで2番目にお金を保有しているそうです。
 
この統計は信頼できるのでしょうか。
私には全く実感は有りません。
有限会社 巽繊維工業所
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・靴下製造販売
 


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