第245 卵はひとつのかごに盛るな。
2024-06-04
カテゴリ:ビジネス寓話
重要
この格言は父がよく口にしていました。
皆々様のお陰で頑張っている奈良県の小さな靴下工場、有限会社 巽繊維工業所の会長になった巽(たつみ)です。
「靴下の世界を変える。靴下で世界を変える。」を私たちのミッション(使命)と考えて本気で全力で日々頑張って新しい挑戦を続けています。
創意工夫で走り回って、片田舎の小さな靴下工場は存続をしていきます。
これからも皆様の応援や声援をこれからもどうかよろしくお願いいたします。
また、私どものブログを今日も拝見いただき、本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。
2024年の元日に能登半島地方を襲った大地震で被災された多くの皆さまに心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。
今日は、当社のメインバンクである奈良中央信用金庫ますが支店様に巽美奈子新社長が、第67期の活動報告である業績報告書・決算報告書、第68期の事業計画書、毎月続ける月次報告に顧問税理士の松尾先生にも貴重なお時間を割いて頂き昼一の13時に参りました。
そして、今日のブログは、昨日に続いて人生に役立つ投資格言です。
6月1日のNIKKEIプラスより、
投資や金融市場には、世界中の様々な思惑や目論みを持った人達が参集している。
機械による売買が主流のご時世になっても、結局売買しているのは、欲深い生身の人間です。
格言には、修羅場と各時代を潜り抜けてきた先人達の経験による知恵が結集しています。
幾世代にも跨り、国境を越えてグローバルになった投資や巨額な金融市場も見方を変えれば、一人一人の短い人生の縮図です。
その短い人生を傲慢さや強欲で挽回できない失敗したり、先が不透明で激変の時代に、つまずいたりしない様に
その格言達は御先祖様の知恵の結集であると思います。そして、今後の人生にも必ず活かせると思います。
卵はひとつのかごに盛るな。
この格言も、有名な投資の格言で、父もよく口にしていました。
投資の資金を1つの企業や銘柄だけを対象に集中するのではなく、複数の対象に分散させる重要性を伝えています。
分散する事で利益が減っても集中することで大きな失敗を回避する方が最終的には良い結果になると思います。
投資の資金だけでなく、人生や経営においても、時間・リスク・経営資源・人等々、あらゆる場面に必要となる考え方だと思います。
もう一つ、父がよく口にしていた格言が、
「もう」は、まだなり、「まだ」はもうなり。
「もう」や「まだ」という自己の心理を安易に投資判断に入れるべきではないと伝えたい格言です。
本来傾向がない投資の判断にあたかも傾向があるように判断してしまう人の心理を戒める格言です。